スワヒリ語の先生 | 山江村松本農園の日々

スワヒリ語の先生

 先日、妻の昔の友人から一冊の本が贈られてきた。 平凡社新書発刊の 「食」の課外授業、、、、、、、、というタイトルの本である。 

作者は西江雅之先生、そう、妻にとっては、さんではなく先生、なのである。文化人類学者、言語学者である西江氏は、世界の殆どの言葉が分かってしまうという、超人的でユニークな面白い先生である。

 実は結婚前に一度だけ、妻が私に西江氏を紹介してくれたが、気取った所のないとても気さくな、どちらかというと、その辺で見かけるおじさん、という感じであった。しかし話し出すと一変、その話題の豊富さはとどまることを知らず、矢継ぎ早に話し、決して忘れられない存在となってしまうのである。

妻はご多分に漏れず、西江教(?)の信者となり早30数年、西江氏の新刊や雑誌、新聞記事等が掲載されると、必ず妻の昔の友人たちから情報が流され、そして送られてくるのである。遠くにいる友人たちばかりで、妻は会うこともままならないが、いつまでたっても西江門下生達の心は昔のままで、結束は固いようである。

本の 題名からして一般的な「食」に関する内容を連想するかもしれないが、そこは文化人類学者,言語学者が捕らえる視点からの内容である。詳細は是非、書店で購入、読んでみてもらえればと思う。

価格は税別740円との事。

近いうちに、妻の感想を聞いておこう。