役場の出前? | 山江村松本農園の日々

役場の出前?

村政座談会 「出前村役場」

 昨晩1月24日、村内各地区で行われている出前村役場が、下の段公民館(第13区)で行われた。

これは17年度に行われた事業報告と、18年度以降の事業計画等を役場の要職(助役・教育長・課長・課長補佐・係長)の人たちから報告・説明し、それに対して村民から忌憚のない意見を聞くというものである。

(村長たちの班がもう一班、別の区で開催。)

しかし寒い晩だったためか、関心が薄いのか、どうでもいいのか、それとも出前役場があるのを知らなかったのか定かではないが、役場の職員11名に対して、村民は20名ほどしか参加していなかった。13区は約65世帯、1軒から1人の参加とは言わないまでも、せめて半分の30名ぐらいの参加があるべきではなかっただろうか。これはこの先の山江村の行く末を示しているように思えてならない。

住民参画の時代だといわれている。

執行部は、いかにして住民を地域づくりに巻き込むのか、いかにして住民の動きを支援できるのかを、真剣に考えねばならない時代である。住民が付いてこない行政が、うまく前に進むはずがない。

とはいえ新しい試みとして、開会最初に15分ほど役場の仕事をビデオで紹介するコーナーはとても良かった。下水道係りが「お願いですから流しの排水口に、廃天ぷら油を捨てないで下さい。」とか、保健師さんが「高血圧疾患にならないように、食事や焼酎に気をつけましょう。」などと、各課の仕事の要点を分かりやすく説明されていた。

先ずは行政の仕事を村民に分かってもらう事が大切であろう。

他の地区ではどうだったか分からないが、13区では活発な質問や要望・提案などがあり、時間が足りないくらいであった。進行役の課長さんが、早く終わりたかったのか「それではこれで終了します。」と閉会となったのは残念であった。


栗園の剪定

 山江村は日本有数の栗の産地である。栗の栽培には剪定の仕事が必須である。その剪定班が山江村には10名ほどいるが、息子も昨年から剪定班の見習いとして勉強中である。まさに今がその時期で栗農家からの要請があれば駆けつけるのである。先輩の仕事振りを盗んで、早く一人で仕事が出来るようにと願っているところである。

とは言うものの23歳頃の私は、まだ何をすべきか分からずふらふらしていたような気もする。息子にばかり期待しすぎなのだろうか・・・・・?